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春の体調管理

 

日本の春は、寒暖の変化で心身のバランスを崩しやすいものです。

温度、湿度ともに上昇し、疲労もたまりやすいなど、朝の目覚めも悪くなりがちです。

季節の変わり目は、精神面・体調面に人間は、その季節に対応するための様々な変化を起こします。

健康診断を受けられる季節でもありますが、生活習慣を見直し十分な体調管理に心がけたいですね。

 

春になると健康診断を受けられる方も多くいられること思います。

今回は、健康診断でみつかることのある心臓の病気を、いくつかご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康診断では、心臓の病気を発見するために行われるのが、心電図検査です。

心電図検査にもいろいろな方法がありますが、一次健診では「安静時12誘導心電図」が行われます。

心疾患に役立つ検査ですが、健康診断など日常診療でも広く使われています。

 

心電図は、心臓の筋肉(心筋)が収縮するときに発生する微弱な活動電流の変化を、身体の表面に付けた電極からとらえてグラフに記録したものです。

 

このグラフから、波形の異常やリズムの異常をみることで、不整脈、心筋梗塞、狭心症、心筋症の病気をはじめ、心筋のさまざまな変化がわかります。

 

心電図検査の結果から、再検査または精密検査を勧められる方もおられると思います。

そこで、健診結果の代表的な心電図所見を上げて見ました。

 

【高電位差またはR波増高】

心臓電位のふれが大きいということです。心臓に肥大があったり、胸が薄かったりすると見られます。

 

【左室肥大】

高血圧があったりして、心臓の左心室(大動脈から全身に血液を送り出す部屋)に負荷がかかっていいるときに見られます。

 

【右室肥大】

肺の血圧が高かったりして、右心室(静脈血を肺に送り込む部屋)に負荷がかかったとき見られます。

 

【ST-T変化】

虚血性心疾患といわれる、心臓に栄養を供給するための血管「冠状動脈」に、閉塞などの異常があるときに見られます。「ST-T異常とかST-T低下」などの所見も同じ意味になります。

 

【T波異常】

上記のST-T変化に先行する異常とされています。健康な方にも、しばしば見られます。

 

【右脚ブロック】

心臓が収縮するための刺激伝導系といわれる、興奮が心室を通るときに右あるいは左の脚を経由します。

この興奮伝導が遅れた状態を脚ブロックといいます。

完全と不完全(軽度な状態)脚ブロックがありますが、右脚ブロックでは病的な意義は少ないいいます。

 

【期外収縮】

不整脈に分類されます。期外収縮には、心房性と心室性があります。ともに、正常のリズムと異なる部位から心拍が予定された時期より早く興奮が起こる状態です。

健康な方にもしばしば見られ、基礎に心臓疾患がない限り心配はないことが多いです。

 

【洞性不整脈】

不整脈に分類されますが、洞性不整脈は呼吸の状態でも現れます。吸気の時は早く。呼気の時はややゆっくりのリズムの変化が見られます。

健康な方にもよく見られる所見です。

 

 

 

それぞれ、自覚症状はないことが多いと思います。

また、健康な方にも見られることが多くありますが、再検査や精密検査を受けられることが大切と思います。

 

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